そうか・・・こんなにしょっちゅう来てくださっているOさんで

もうちが漢方薬を扱っているという事知らないんだ!!ってさす

がに反省しました。

あの~・・・私これでも22歳からずっと漢方の勉強してきまし

た。

大学卒業と同時にお世話になった杉並の薬局の先生が、その当時

、日本で三本の指に入るという漢方の大家の先生とお知り合いだ

ったこともあり、好意で、大家の先生の講義を無料で3年間聴講

させていただいたんです。

故:藤本 肇先生です。

漢方を扱っている・・古方という流派を学んでいる薬剤師さんで

この方の名前を知らない人は、はっきりいってもぐりです。

そんな中、古方の漢方を叩き込まれました。

もちろん自分でも沢山の本を買って、自主的にも勉強しました。

結論としては、漢方の世界は入り口あって出口なし・・・誠に深

い深い理論と経験の世界なのです。

いまだに折に触れて過去に学んだ書籍を引っ張り出してきては読

み返したりします。

人間は忘却の生き物ですから、あまり離れていると忘れてしまう

んですよね。(^^;

さてさて、Oさんに葛根湯ってインフルエンザに効くの?と問わ

れた私は、ダムが決壊したかの勢いでしゃべってしまいました。

Oさんは、目が点

しまったと思いましたね。さすがに。

漢方の理論は独特の用語が沢山出てくるので何故、漢方が病気に

効くのかを説明するには、どうしてもその用語がでてきてしまう

のです。

普段は、なるべく専門用語はしゃべらないように封印しているの

ですが、ついついむきになってしゃべってしまいました。

反省です。

ところで、葛根湯ですが、インフルエンザにもちろん効果があり

ます。

現代医学は一般的な風邪症状とインフルエンザを分けて考えます

が、漢方の世界ではどちらも「傷寒」(しょうかん)と捉えて区

別はしません。

むしろ罹っている人の体質や症状が出てからどのように推移して

いるのか・・・結論から言うと病名で漢方処方を決めると言う事

はあまりしないのです。

葛根湯はカネボウ(現クラシエ)さんが、CMで大々的に広めて

しまったので、処方名を知っている方は沢山いらっしゃると思う

のですが、正直正しく使われているかと言うのは、疑問です。

葛根湯は

傷寒(風邪を患って)して2、3日目(だいたい薬局に風邪薬を

買いに来るタイミングがこの位ですね)悪寒して汗なく、後背(

こうはい)几几(しゅしゅ)として強張るもの葛根湯これを主る

と書かれています。

風邪を引いて寒気がして、身体の節々にこわばりやきしむ感じが

あったり、時には痛みと感じ、首筋から肩甲骨の内側に掛けて鳥

が羽ばたく時に羽を広げる動作をしたがるもの・・そして発汗の

ないことがとても重要です。冬の寒い時期に汗をかいているとい

うのは、普通ではないですが、脇の下に手を入れてみてジトッと

しているようであれば、発汗とみますので、必ず脇汗は確認しま

す。

おおよそこのあたりの症状があれば、下痢していようが熱が出て

いようが出ていまいが、食欲があろうがなかろうが葛根湯で効き

ます。

ただ、妊産婦や体力の著しく衰えている人、事故などで大量の出

血の経験のある人は使用にあたり注意が必要です。

葛根湯のお世話にならないように冷たいものの飲み食いは控え、

外出時は身体を冷やさないように着るもので上手く調節すること

を心がけましょう。

うん。今回はちょっと薬剤師っぽいメルマガになりました。たま

にはこういうのもいいでしょ。( ^ω^ )