こうやって、楽しく勉強を重ねていると
たまにビギナーズラックに遭遇することがありました。
そうです・・長年の体調不良で悩んでいたお客様がたった3日間ほどの漢方薬を服用しただけで完治してしまわれたり
自分でも本当に信じられないような体験をさせていただきました。
こうなると、また次・・次・・と漢方を処方するのがとてもワクワクして楽しくなってきました
3年間の東京での修行を終えて実家の両親が経営する薬局に戻ったのが25歳の時でした
意気揚々と実家に戻ってきたのですが
悲しいかな・・・そのお店は父のお店だったのです
どういう意味かと言いますと
父からすると私の接客が気に食わないのです
「あんなに沢山説明しなくても、資料を渡せば済むことだ」・・・とか
「あの人は〇〇湯じゃなくて〇〇湯だ」・・とか
「あんなに馴れ馴れしいしゃべり方は、いくらなんでも失礼だ」・・とか
挙句の果てには
「あんたじゃ分かんないからお父さんは今日はいないの?」とお客様に言われたり
「薬剤師の資格だけはとってきたんだろうけど、何にもしらないのね・・」とか
「いいわねぇ~お坊ちゃんで」とか
本当に心の折れる毎日でした。