【老いるという事】

先日お店にお誕生日券を持参した女性に

「お誕生日おめでとうございます」

と申し上げたら

「もう、この歳になったら誕生日なんか来てほしかないし、誰にいわってもらえるわけでもないし・・・」

と、まぁ~愚痴られてしまいました。(^^;

まぁ~小さな子供の頃は早く大きくなってあれもしたい、これもしたい・・・なんて思っていたものですが

いざ大人になって、体力の衰えを感じ出すと、もう歳なんてとりたくないと思うのもあたりまえなんでしょうね。

こんな事を書いている私でさえ、今年で50歳になります。

やはり年齢にはさからえず、3年程前から老眼がひそかに進行中

近くの物を見るのに、眼鏡をはずさないとぼやけて見えなくなってきてしまいました。

さて、昨今、店頭でも老齢者の相談が多いように思います。

認知症からくる徘徊・・・心不全からくる慢性的な身体のだるさ・・筋力の衰えからくるあちこちの痛みや、転倒・・・脊柱管狭窄症などをはじめとする骨や軟骨の異常・・

まぁ~歳をとるとあちこちにガタがくるのは仕方のないことです。

先日おみえになった女性は脊柱管狭窄症の方でした。

病院で治療をしても一向によくならない・・・だから、この痛みだけでもなんとかしてくれとおっしゃるのです。

お気持ちはよく分かります。

しかし、あちこちに問題があるから、痛みがでているわけで、結果としてでている痛みをとるには、原因となっているあちこちの問題を解決しないといけないわけで・・・

まぁ~それを説明しようとしてもなかなか理解が難しそうな方だったので病院の鎮痛剤と併用ができる漢方の痛み止めの「積雪草」というのをおすすめしました。

さて、長々書いちゃいましたが

老いて様々な病気に悩まされる一番の原因は、栄養吸収の問題です。

20歳のころと比べると同じものを同じだけ食べていても80代の方では20代の方の30%未満しか栄養を吸収することができません。70%も吸収効率が落ちてしまうんですね。

これは、決定的な問題なんです。

消化酵素の不足、腸内細菌のバランスの変化、その他あらゆる生理活性物質も不足してきます。基礎代謝も減ります。リモデリングと言って、身体の作り変えのスピードも格段に低下します。

病名がついていないお年寄りでも、いつでも病気になる下地ができてしまっているんです

これをどうにかしようとすれば、まずは腸内環境を改善し、自前の酵素をできるだけ作れるようにします。

また、筋肉がどんどん減っていくので良質のタンパク質を補って運動することが必要不可欠となります。

運動をせずに家でテレビばかり見ていたら、すぐにサルコペニアになってしまいます。日常生活のための筋力がなくなってしまうということです。

ただ、タンパク質を摂っても消化力が落ちているので吸収が難しいですね

そんな時、まるはちに置いてあるプロテインプラスや、アミノ酸飲料をご利用いただくといいんですよ。

これらは、製造段階ですでに消化分解が終わっていますので消化力の落ちた胃腸でもきちんと吸収し身体で利用することができるのです。

さてさて、健康で楽しいシニアライフを過ごすヒントが見つかったでしょうか?

【今日の一言】

異化(いか)能力・・・食べ物を自分の身体に作り変えていく能力がよわってくるから、病気が増える

これが老化に伴っておこる病気の土台です。