私が薬科大学で東京に住んでいたころ、夏休みと冬休みには実家に戻るようにしていました。
そのころの父は今の私の年齢くらい・・漢方のすばらしさを自ら実感し慢性病でなかなか症状が好転しない相談客に、よく漢方をおすすめして結果が出て、感謝される日々
漢方の勉強が面白くてたまらず、ぐいぐいとのめりこんでいたころだったと思います。
実家にもどった私にいつも
「漢方はすごいぞ!」
「漢方をしっかり勉強すれば医者が治せないような病気が治せるんだ!」
「大学在学中でも漢方の勉強はしっかりとやっておくといいぞ!」
と人の顔を見るたびに漢方、漢方とよく説教・・でもないですが、アドヴァイスされました。
漢方の本を読め!と父が勉強している本を渡された時もありました。読みませんでしたけど・・(-_-;)
ただ、在学中も生薬学を選択したり、卒業の単位には関係ないですが、特別講義と呼ばれる漢方の講義を受けたこともありました。
難しい理論はこのころは、まるでわかりませんでしたが、こんな病気の人が〇〇〇湯という漢方薬でこのぐらいの期間でこのように改善した!という治験例は聞いていてわくわくしました。
いつか自分も漢方を使いこなして病院でも治せないような病気を治したいなぁ~ってほんのり思っていたんだと思います。