60代女性 右目だけのドライアイ(続き)

さて、先週お伝えした、片目だけがドライアイだという女性のお話の続きです。

ヒントとして、「動脈硬化」とだけ、記載しておきました・・・動脈硬化とドライアイがいったいどんな関係なの????と首をかしげる方が多いと思います。

当店にある「ロシアの健康占い師」という機械でこの女性を測定させていただくと、身体中の各所にアテローム性動脈硬化というのがでてくるんですね。

アテローム性動脈硬化とは簡単に言えば、血管というパイプの壁にヘドロがこびりついた状態と思えばいいでしょう。

そんでもって、実際に症状が起こっている「眼」を調べてみても異常がでてこない。

なんだろうなぁ~と思いながら、あれこれと見ていくと・・・

左側の首から頭にかけての動脈が比較的きれいなのに対して、右側の首から頭にかけての動脈に悪い反応がでていました。

ピカーン!!!(頭の中で閃いた音)

右目だけドライアイの正体がわかりました!!!

私:「Sさんって肩こりありますか?」

Sさん:「はい、あります」

私:「右側が特にこるんじゃないですか?」

Sさん:「えっ!?はい・・どうしてわかるんですか?」

ふっふっふっ!! これで、私の予想が確信に変わりました。

Sさんの場合、特に右の肩から首、頭部にかけての血管の動脈硬化がひどいようで、その場所の血行が著しく悪い状態なんですね。

血液は栄養や酸素や免疫物質を運搬しているトランスポーターですから、血行が悪い=栄養や酸素や免疫物質がきちんと首から上の右側に届いていないという事になるんですね。

ところで、唾液や涙は、それぞれ唾液腺や涙腺という場所で作られますが、その元になるのは、なんと血液なんです。

従って血行が悪い=唾液腺・涙腺を通過する血液量が減る=唾液・涙が減るという方程式になります。

Sさんの場合は、眼科で、いくらドライアイ用の目薬をつけていても治らないばかりか、症状が悪化していってしまうのは、結局は根本的原因を何も改善していないことに他なりません。

こういう場合は、血管の内腔のヘドロをキレイにしてあげないといけませんから、オススメはミミズの粉と活血源ですね。

これらは、言ってみれば「パイプクリーナー」ですね。

例えば、トイレやお風呂の排水口、台所の流しの排水口から、水がスムーズに流れていかなくなったらあなたなら、まずは、試してみますよね?

この日は持ち合わせがないからと他のものを購入してお帰りになりましたが、原因がわかって、とってもすっきりとしたご様子でした。