実は、問診をしながら、Sさんのお顔を見ていて、私はふと気がついてしまったんです。

それは、

「のどの筋肉のたるみ」

「頬の筋肉のたるみ」

でした。

Sさんは、その後の問診と簡単なテストから、寝ている間

「口で呼吸していることが濃厚」であることがわかりました

実は、舌は筋肉そのものと呼んでも過言ではなく、筋肉の衰えは舌の衰えにも繋がってくるんです。

舌が衰えている場合、仰向きに寝ると舌が気道に落っこちてきてしまって酸素の吸引量が激減してしまうんです。

気道が舌に押されて狭くなるので初期段階では

「いびき」

になります

しかし、舌の筋肉の衰えが激しくなりますと

「睡眠時無呼吸症」

になります。

こうなりますと、寝ている間に何度も数秒から、長い人ですと数分間呼吸が止まってしまいますので、身体は極端な酸欠の状態になってしまうのです。

酸欠と言うのは、身体の細胞にとりましても、脳にとりましても大変なストレスになるわけです。

ゆったりと身体を休めているはずの睡眠中に、例えて言うなら

「ヒマラヤ登山」

してしまっているようなもんなんです。

そりゃ~寝ても寝ても疲れがとれません。

もともと持っている脾虚体質に合わせて、酸欠の状態がかさなっていたんですね。

睡眠中の突然死の原因にもなっている睡眠時無呼吸症候群!

これを改善しちゃう画期的な道具がまるはちに置いてあることは、よほどのまるはちフリークでもご存じないかも。

【今日の一言】

火のないところに煙はたたない。

必ず体調不良の裏側に「原因」が隠れているんですよ。