【小学六年生の男の子A君】もうかなり昔の話ですけど、お母様に連れられて、幼稚園の年中組さんくらいの男の子が聖隷病院の処方箋を持って来店されました。

何でも処方されている漢方薬が特殊なので薬局で取り寄せてもらってくれとお医者様から言われた様で、そんで、近所のうちの薬局に処方箋を持ってきたという事なんです。

どっからどうみても幼稚園の年中組さんくらいのその男のこの年齢をみてびっくり!なんと処方箋には12歳と書いてあるじゃないですか!?

そしておまけに歩くのがとても大変そうです。

さらに、お母さんに何か訴えているんですけど、言葉になっていないんです。

「あ~ あ~ うぅ~ うぅ~ 」という感じでした。

するとお母様が

「実はうちの子、赤ん坊の時に心臓の手術を受けたんですけど、それ以降癲癇(てんかん)の発作を頻繁におこすようになってしまって・・・今は病院に通っているんですが、薬に敏感で 化学薬品を一切受け付けないんです・・・それで、今日は漢方を病院で処方してもらったんです」

私「なるほど、そういう事なんですね。」

と私達が会話をしていると、後ろでA君が試飲用にテーブルの上に置いてあった「〇〇水」を指差して

「おっ おっ うぅ~」とお母さんにアピールしているんです。

するとお母様が気がついて・・

「あの~、すみません。この子喉が渇いているみたいで・・・お水を一杯いただいてもよろしいですか?」とおっしゃるもんですから

私「あっ!どうぞどうぞ」と一杯汲んで差し上げたんです。

そしたら、見る間にぐびぐびっと飲み干してしまい、そしてまた、

「あっ おっ うぅ~」と〇〇水を指差すのです。

するとお母様が・・・

「おの~・・お替りをいただいてもよろしいですか?」とおっしゃるものですから

私「いやいや・・ご遠慮なくどうぞ!」

するとまたぐびぐびっと飲み干してしまい・・・その後このやり取りが6回続いて

そして、目を丸くしてお母様がポツリと一言。

「このお水、普通のお水じゃないですよね。 うちの子こういう病気のせいか、敏感に見分けるんです。」

あ~~・・・まだまだ先があるんですけど、今日はここまでぇ~  「続く」

【今日の一言】

今まで、うちのお店に何度も来ているお客様でも 全然、このお水の事知らない方が沢山いらっしゃるので、お伝えできる機会ができてとってもうれしいです。私は、毎日ガブガブ飲んでます!