【60代女性 皮膚炎】
おなじみさんのご紹介で、わざわざ森町の方から訪ねてこられた方です。
お店に入ってきた瞬間に金時様の火事見舞い・・・まぁ~真っ赤なお顔で主訴はこれだなってすぐにわかるレベル。
あれこれとお話を聞くと昨年の夏ごろから、唇の皮がペリペリと剥け始め、あれよあれよと思っている間に顔全体に赤味が出てきて、まぶたの当たりからは、汁が出始めたとのこと。
病院に行ってパッチテストをするも、反応しているのは金属とうるしのみ。
ステロイド剤と保湿剤を渡され一生懸命に塗っているとの事。
途中治らないので皮膚科を替えたが、同じような診断で、同じような薬が出るだけで、症状が一向に変化しない。
友人のススメである健康食品を今年の2月頃に服用し始めたら、またまた顔が真っ赤になって皮膚がボロボロと剥けだした。
販売元に問い合わせたら好転反応だというが、飲めば飲むほどひどくなるので、現在は服用を止めているとの事。
まぁ~それで、なす術(すべ)なくうちのお店にこれらたという話。
まぁ~原因はとてもシンプルでした。
甘い物の摂りすぎ(菓子類、果物)小麦製品の摂りすぎ(麺物、パン)、乳製品の摂りすぎ(牛乳・ヨーグルト・チーズ)
たったこれだけの話でした。
でも知らないんですよね。なんで甘い物や小麦や乳製品が皮膚を悪化させているかの理屈がわかんないからですね。
皮膚は排出器官ですから、身体の中に入った悪いものを一生懸命に外に排出しようと頑張っている・・・ただそれだけのことなんですね。
それが証拠にこの方、パッチテストでのIgEの反応がほとんどないんですよ。
これってむしろ正常じゃん!!って話なんですよね。
悪いものにしっかり身体が反応して、しっかり身体はそれを出そうと頑張っている・・・実に単純明快です。
お顔の赤みは結構ありますが、この方お年のわりには、とてもきれいな肌質なんです。キメが細かくてもっちりとしていて・・・
こういう繊細な美しい肌をお持ちの人こそ、皮膚のトラブルになりやすいんですよね。
【今日の一言】
食べるものが身体を作る・・・身体に異変が起こっている場合は口から入ってきているものをまずは、チェックしてみよう!!!