写真は、本文を象徴するイメージです。本文に登場する人物とは関係ありません。

【70代女性・・・・体調を崩して半月もやもや】

よく当店をご利用いただいているSさん。

体質的に胃腸が弱く、典型的な脾虚タイプ。

以前は疲れやすく、お孫さんの面倒を見るのも大変

疲れすぎて、体調を崩すと精神的にも沈み込んでしまい、周りのフォローも大変だったそうです。

しかし、うちのお店でレバコールや漢方を継続服用をされるようになって、日々の生活は、何とか元気で過ごせるようになり、とても感謝されていました。

さて、こんなSさんですが、半月ほど前より胃の痛みと下痢が続き、身体がだるくてだるくて仕方がないとの事。

レバコールや漢方薬は服用しているんだけど、本調子にならず困っているとの事でした。

あれこれと、話をうかがうとお孫さんの風邪をもらってしまったことが始まりで体調を崩し、それと並行して、歯の治療を行って風邪をこじらせ、挙句の果てに歯医者でもらった抗生物質をしっかりと服用してしまっていたようです。

微熱がとれず、口はまずく、食べてもすぐに横になってしまう

こんな状況が続いているので、孫も預かれない・・・だそうです。

元々、このSさんの体質は把握していたので、ある漢方の処方が頭によぎりました。

早速、話をしながらこの漢方をお湯で溶かしたものをその場で一服服用してもらいました。

そして10分程話をしていた頃、私が

「どうですか?内側からポカポカと温かくなって、何だか力がみなぎってきたような感覚がないですか?」

と尋ねると

「はい・・・なんだか、すごくすっきりしてきて、頭も目もはっきりしてきたし、身体がしゃっきりとなった感じです」

とのお返事。そして

「うわ~・・2週間も苦しんでいたのに、どうして、たった10分でこんなに楽になるんですかぁ~」

ですって。

すべての疾患がこんなに劇的に回復するわけではないのですが、このSさんに対してはちょうどピッタリの処方があったので、こういう結果が得られたわけです。

Sさんには、店頭で服用してもらった漢方薬を5日ほど、渡しすっきりするまで服用して、あとは、予備でとっておくといいですよ。

あと・・・無理は禁物ですからね

と伝えてお帰りいただきました。

【今日の一言】

漢方独特の概念で「氣」というものがあります。それは、目には見えないエネルギーのようなものなのですが、この氣が不足するとありとあらゆる症状が出てきます。

元気、やる気、根気・・・どれも氣という字が使われていますね。

このSさんは、この氣がかなり減っていた状況だったのです。