【 酵素の正体は・・・ 】
前回のメルマガで酵素の事少し話しましたよね。
今、世の中で酵素いいですよ!!って販売している方達の理論は一様にして「新谷弘実」先生の考えを元にしています。
人間の身体を乾電池に例えると電気を補充しながら生活しないとどんどん自前の電気を使ってしまうよってことです。
わかります?
例えば、胃から出る消化酵素ってありますよね?
でも、酵素を沢山摂っている人は外から入ってくるから、胃はお休みできる・・
その分酵素を温存できるから、若々しく健康な胃で居られるということですね。
私もこの理論を7~8年前まで信じていました。
でも細かく勉強していくとツジツマが合わない理論が沢山出てくるんです。
まぁ~実際に酵素で体調が良い人が沢山いらっしゃるので効いている感覚はすごくわかるんですが・・酵素が酵素のまま身体に入っていくという部分に特に違和感を感じてしまうんですよね。
酵素は胃酸の出ていない空腹時に服用するのが一般的ですが、胃酸に触れなければ酵素は酵素のまま吸収できるのか・・・といえば私は
NO!!と思います。
胃のすぐ下には腸がありますよね。
その中には皆さんご存知のバクテリアが多数生息しています。100種100兆匹も・・・
そいつらは、きっと酵素を「ごちそう」としてむしゃぶりつくんだと思います。
事実酵素を服用するとお腹が温かくなってきたり、便通がよくなるという感覚は私にもあります。
さて・・・ここです!!酵素が酵素のまんま人は身体の中に吸収できていないという点ですね。
酵素はいったん腸内バクテリア達に食べられて、その後別の生産物に変わってからようやく身体に吸収されていく・・・そんな感じだと思います。
んじゃ~・・なんで効果があるの?って話ですけど、腸内細菌の好物がいっぱい入っているからですよね。しかも低分子で。
腸内のバクテリアが活発に活動を始めて様々な生産物を作ってくれて、それを人間が吸収して利用するわけです。
そう考えると酵素っていうのは表現に無理があって、言ってみれば「植物由来のアミノ酸」と考えるほうが妥当だという事です。
世の中には野草酵素だの万田酵素だの大高酵素だの・・・いろんなメーカーの酵素がありますよね。
沢山醗酵期間をおいているからと無茶苦茶な高値で販売されているものもあります。
私の主観としては、醗酵期間云々というよりも、何を素材として使っているかと言う部分の方が大切だと思います。
露地物の野菜にこだわり、農薬を使わない有機農法、70年以上使い続けられている秘伝の種菌で醗酵させた大和酵素はやはりキングオブ酵素だと思いますね。
【今日の一言】
酵素は「植物性アミノ酸」ととらえ、消化機能の弱った人でも吸収できる栄養源と考えるべし!!