【 LGS 】

いきなり三文字の略語を題にしてみました。

みなさんは、リーキーガットシンドロームって言葉聞いたことがありますか?

知らない人はググってみてね!!続きはウェブで!!

はい!うっそで~す。

ちゃんと説明しますよ。(^^;

リーキーガットの意味は

○漏れている(Leaky)

○消化器官(Gut)・・・テニスラケットのガットというのは、昔は羊の腸を使っていたらしいですよね・・・それでガットというわけです。
○症候群(Syndrome)

つまり腸の粘膜のバリア機能が壊れてしまっていることを指します。

腸の主な機能であります「消化・吸収」「不要なものの排泄する」「有害物質を体に入れないようにする」「化学物質の解毒」「細菌、ウイルス、カビなどを免疫で排除する」の全てが崩れていきます。

消化器が正常であれば、食べたものはきちんと消化されて吸収されます。

しかし、リーキーガットだと腸内環境が何かしらの原因で乱れてしまい、腸の細胞同士の間に大きな隙間ができてしまいます。

これは、イメージで言うとこんな感じです。

○正常な腸粘膜・・・パンティーストッキングのような細かい穴

○LGSの腸粘膜・・・魚をとる網のような大きな穴

この大きな穴から色々なものが無造作にリンパ管や血管の中に入っていってしまうのです。

食べ物の中でも特に「タンパク質→アミノ酸」に分解するのが不十分になります。

腸内環境の乱れも関係し、腸のバリア機能が不完全になるため、タンパク質の一部が分解されないで体内に侵入してしまいます。

これが大人の食物アレルギーの原因になるのです。
体は、これらのタンパク質を異物と認識し、過剰な免疫反応を引き起こします。

およそ、腸が原因??って思えないような上記の疾患もLGSが根本的な原因になっているかもしれませんよ。

【今日の一言】

異化・・・自分の身体でないものを自分の身体に変えていく作業。

この作業の最も要となっているのが、腸環境ですね。