【 まるはち先生・・・病院へ 】
ある日の夕方
家族皆で夕食を食べ終え、後片付けをしていた時のことです
喉に変な感触が・・・
つばを飲み込んでもうがいをしてもその違和感はまったく取れません。
そう・・・・お察しのとおり、その日の夕飯は焼いた「さんま」でした。
脂がノリノリで、おいしいねぇ~。おいしいねぇ~。と言いながらさっき食べたさんまの骨が、どうも喉に刺さってしまっているらしいのです。
はい・・・子供の頃から残さず食べなさいと厳しく教育を受けた私は好き嫌いはまったくありません。
出されたものは、きれいに残さずいただきます。
さんまだって、小骨は残さずに全部食べます。
たぶん猫もそっぽを向いていってしまうぐらいにきれいに食べます。
よく家内にも褒められます。パパはお魚きれいにたべるねぇ~って。
確かに子供の頃に1回だけ喉に刺さった事がありました。
その時は比較的浅い部分で目に見えることところだったので、オエオエやりながら、父親にピンセットでとってもらった覚えがあります。
今度もピンセットで取れるんでは・・・と思い家族皆に喉の奥を懐中電灯でのぞいてもらいました。
しかし・・・
「パパぁ~・・・ごめん見えないわ」の声
一瞬立ち直れなくなりましたが・・そこは天性のポジティブな性格
まぁ~刺さったものはしょうがない
ま!2,3日すればとれるでしょ(^^)
と放置するも、やっぱりつばを飲み込む度にのどに違和感があり
いつのまにか、痛みに変わってきたので鏡で見てみると
かなり赤味が強くなり炎症を起こしていました。
う~ん・・・しょうがないということで、
大嫌いな病院・・・今回の場合は耳鼻科ね・・・へ行きました。
診察券もないので、問診表を書かされて、待つこと約45分
ようやく名前が呼ばれ中へ入ると
Dr:「さんまの骨ね・・どっち側ですか?」
私:「はい、左の奥です」
Dr:「%$#&#”・・・あっ見えた。はいそのまま口開けててねぇ~」
と言うや否やへらのようなもので力強く舌を押さえつけられ
その間私は嘔吐反射に2度も3度も襲われ
Dr:「はい、これね・・取れました。はい、ごっくんしてみて・・もう大丈夫かな」
その間約30秒
嘔吐反射のせいで両目からこぼれ落ちそうな位の涙が出て、診察室を出る前にハンカチでぬぐうほどでした。
・・・ということで、皆さんもさんまの骨には気をつけましょうね!!
【今日の一言】
昔漢方の勉強会で魚の骨が喉に刺さったら「半夏寫心湯」(はんげしゃしんとう)を飲ませろと習いました。
今回も、もちろん飲みました。
全然効きませんでした。(ToT)