【 風邪の対処法 】
「くしゃみ三回ルルが効くぅ～」
「早めのパブロン」
「のどからくる風邪には●●のベンザ！」
とか、冬は風邪薬のＣＭがバンバン入りますよね。
そう・・・昔は風邪薬って風邪に効くって思ってました。（遠い目）
でも、風邪薬が風邪に効かないことがわかってしまった最近では
お店でも風邪薬を風邪のお客様におすすめする事はほとんどなくなってしまいました。
確かに風邪による諸症状の緩和はできます。
鼻水を止めたり
咳を静めたり
熱を下げたり
・・・でもちょっと待ってくださいよ。
鼻水も咳も熱も止めちゃっていいの？って話ですよ
私から言わせれば、これらは、どれも身体の免疫が風邪の原因のウイルスに対して正常に働いている証拠なんです。
身体は、体内で増殖しようとしているウイルスを、早く排除しようとして鼻水や咳を出させるわけです。
下痢なんかもそうですよね。腸内の雑菌やウイルスを早く体外に出そうとして、下痢をする
それを下痢止めなんか飲んで止めてしまったら、えらいことになってしまうわけです。
だから、風邪薬も一緒。
せっかく身体が正常に反応して鼻水や咳を一生懸命だしているのに、それを止めるようなお薬飲んだら
回復がどんどん遅れるんですよ。
風邪を引いたら大抵の人は熱がでますよね。
体温が３８.５度以上になると体内免疫が最も活発に働くのです。
それを
「きゃぁ～熱がでたぁ～」って言って解熱剤を飲んでいたら
どんどん体内でウイルスが増殖してしまって、余計に風邪の治りが遅くなるんですよね
そもそもの風邪の原因は過労だったり、寝不足だったり、身体の冷えだったりするわけです。
したがって、早く風邪を治すにはしっかりと睡眠をとって身体の疲れをとり、温かいものや免疫を高めることが一番風邪が早くすっきりと良くなるんですよ。
【今日の一言】
まぁ～うちの常連さんには 釈迦に説法かとも思いましたが、風邪がかなり流行ってきているようなので、確認の意味で書きました。
