【 えっ!? ここ薬局でしょ?! 】

 

初回来店のお客様や通りすがりでご来店いただいたお客様にはよくこんな風に言われてしまいます

先日も作業服を着た男性が

「湿布ちょうだい」

と来店されました

「うちのお店ですとこの種類のものしか置いてないんですが・・」

と商品の紹介をしようとした瞬間 彼は振り返り

「じゃ いいや」

とお店を後にされました

 

 

昔はパテックスだのトクホンだの のびのびサロンパスだのボルタレンテープだの・・

湿布だけでも90cm幅の棚が全部埋まってしまう程の在庫を置いてましたが

昨今、発売されている経皮吸収タイプの湿布類が状態を良くしないばかりか

逆に治りにくくしていることがわかってしまった今

湿布を販売する気が全く無くなってしまったのです

んじゃ~何で1種類だけ置いているの?って話なんですけど

打撲や捻挫などの急性期で、赤く腫れあがってしまっている状況の時は

本当に患部の熱をとってあげるための湿布が一時的に必要だからです

だから、うちには冷間タイプの湿布ではなく

本当に患部の熱を取る、冷却湿布を取り扱っているのです

経皮吸収タイプの湿布とはいわゆるロキソニンだとかボルタレンだとか

それまでは鎮痛剤として内服していた薬剤を湿布に練りこみ、皮膚を通して身体に入れるタイプの湿布剤なんですよね

鎮痛剤をいくら飲んでも薬が切れてくれば、また痛みだすように、経皮吸収タイプの湿布も全く同じなのです

でも、痛みが強いのは不快だから、鎮痛剤・またはそれに類する経皮吸収湿布がよく売れるわけですよね

また、経皮吸収タイプの湿布は練りこまれている薬剤の性質上、血管を収縮させる働きがあります

1日でも早く患部を修復してあげるには、修復に必要な材料を血液が運び届ける必要があります

血管収縮してしまっていては、その運搬に支障をきたしてしまうわけです

ですから、早く完治させようと思ったらなるべく患部の血流をよくしないといけません

ですから、私は患部の血流やリンパの流れを促すワンダークリームをおすすめしているわけです

そして、慢性のひざ痛や腰痛には、ワンダーシートがとても便利なわけです

 

【今日の一言】

野生の動物がケガをしても鎮痛剤を飲んで無理に身体をうごかそうとしないですよね。

ケガが治るまでなるべく患部を使わないようにして治そうとしますね。