【 風邪ひいてないですか? 】

例年・・長い休みが明けて、お客様がお店に来てくださると

「お正月は インフルエンザでずっと寝てたのよ~」とか

「子供たちがノロで大変だったわぁ~」とか

聞く事が多いので

ちょっと、万が一かかってしまった時の養生法を、今日は書いておきますね。

まずは、風邪・インフルエンザ編です

風邪とインフルエンザって別けて考える専門家が多いですが

私は、同様のウイルス疾患で、多少の症状の軽重があるのみと考えています

そして、インフルエンザのワクチンは基本的に抗体ができないので、打っても効果はなし

返って添加物やアジュバンドなどが身体に害を及ぼす事が多いので私的には打ちません

いいんですよ。打っても。でも自己責任でお願いします

そんで、タミフルとかリレンザとかイナビルとか・・

抗ウイルス剤と言われる薬達

受験生とか、除いてはちゃんとインフルエンザには罹っておいた方が抗体ができますから、しっかり引いておくべきです

呼吸器系や肝臓、腎臓疾患その他免疫疾患などで現在病院でステロイド剤や免疫をいじる薬を服用中の方は病院で治療を受けてください

なぜかと言えば、そっちの治療に使うお薬のせいで、身体が正常に反応しない状態に抑え込まれてますから合併症を起こしやすいのです

そういう基礎疾患の無い方でしたら、あわてずさわがず、ゆっくりと寝ていれば自然に風邪もインフルエンザも治ります

笑ったのは10年ほど前・・インフルエンザが大流行した時に近所の内科さんの入り口に貼られていた一枚の紙です

 

「インフルエンザは5日も寝ていれば自然に治ります。」

・・・これ実話です

まぁ~僕はこのドクター正直で良いお医者さんだと思いますよ。とっても良心的です(^▽^)

風邪やインフルエンザの際の解熱剤の多用です

身体は免疫を最大限に稼働させるために発熱させます

発熱は治癒段階に必ず必要で、体力ない人やお年寄りは熱を出す力が乏しいので微熱程度で肺炎になったりします

ですから、健康な人でも風邪やインフルエンザに罹ったときに解熱剤を多用すると髄膜炎や肺炎に移行する率が上がってしまいます

それと、熱があるから、身体を冷やさないといけない!と言って薄着をすすめるドクターがいるようです

私は、これって狂気の沙汰のように思います

体内に入り込んだウイルスと闘うために身体は一生懸命に熱を上げようとしているわけで、

それを薄着で冷やしてしまってどうするの?って話です

それから、風邪やインフルエンザに罹って食欲がない時は

なるべく食べないことです。

食べ物を取り込んで同化(異物である食べ物を細かく消化分解し、身体に取り込み、それをまた自分の身体を構成するパーツに作り替えていく作業)するためには大変なエネルギーを使います

ウイルスと闘う事に全精力を傾けるために、結果として食欲が落ちるわけです

それを、食べないと体力が戻らないから・・と食べたくもないのに無理して食べたり

しかもスタミナをつけなくてはならないからとコッテリしたものを食べさせたり

そんな事をしていたら、治るものもいつまでたっても治りません

 

 

それに、熱があるときは冷たいものが気持ちいいのですが、そちらも厳禁です

アイス・ジュース・・・甘くて冷たいものは、最悪です

それと、口がまずいからと果物を食べる人もいますが、こちらも厳禁です

果物は、どれをとってもほとんどが陰性食品です(身体を冷やす)

風邪やインフルエンザは身体が冷えて、疲れている時にたいていかかってしまいます

ですから、身体を冷やすことはご法度なんですよね

昔の民間療法では

あっつあつの玉子酒を飲んで、何枚も何枚も布団を重ね着して、大汗をかかせて風邪を治していました

体温を上げると早く治ることを経験的に知っていたからです

ですから、皆さんよくご存じの葛根湯も体温を上げる漢方薬なんですよね。

 

身体を冷やしたり解熱剤で体温を下げた方が、本当に良く治るのでしたら、葛根湯を飲んだら悪化する事になりますが、事実まったくそんなことはありません

まぁ~風邪・インフルエンザに関しては、この辺りの事を理解していれば最短日数ですっきりと良くなるはずですよ

【今日の一言】

だから、うちでは解熱剤入りのパブロンとか、ベンザとかルルとか絶対に推奨しないんですよ。