【 咳喘息2 】

はい。前回のメルマガで咳喘息の事書きましたね。

では、最近なぜ、この病気が増えているのか・・・

という話です。

ちょっとおさらいすると、咳喘息とは、一般的な咳とアレルギー性気管支喘息の「間」の病態

風邪は治ったのに、咳だけが続く・・残る

日に日に咳の状態が悪化する

といった感じです。

ちょっとした乾燥や空気の変化に敏感になり

タバコの煙でも吸った日にはさぁ~大変・・・

咳き込みが止まりません

気温の変化でも咳がでます

食べ過ぎても、笑いすぎても咳が出ます

そして布団やベッドに入って眠ろうとしても咳が止まりません

なぜ、こんな風になってしまうのでしょう。

「ひとこと」で言ったら、気道粘膜に炎症が起こりやすい土台の体質があるからです。

最初はウイルスの侵入によって、粘膜がただれて、炎症をおこします。

これは、ウイルスを身体の外に早く追い出してしまおうという身体の防衛反応です。

しかし、ウイルスは既に粘膜にいないのに・・咳だけが残る

 

これは、いったん起こってしまった粘膜の炎症が止められなくなってしまっているのですね。

要は、過剰炎症の体質という事です。

では、なぜ過剰な炎症が身体で起こってしまうのか・・・

それは、日常の中に隠れているのです。

続きは次回

【今日の一言】

病院では重篤な感染症の時以外「CRP」という検査数値を重要視しませんが、実はこの数値がとても大切なんですよ。

0.3以上の人は身体のどこかに慢性炎症を抱えている可能性があります。ご注意 ご注意