【春は自律神経のバランスを崩しやすい季節】
「芽吹きの季節は精神が不安定になる」
そんな事を昔から漢方の勉強会などに行くとよく耳にしていました。
では、春になるとなぜ精神が不安定になるんでしょうか?
人間の身体も自然の一部、四季折々植物や虫たちが移り変わっていくように、人の身体も刻々と移り変わっているんです。
東洋医学では、この辺りの現象を非常に深く検証していて、春は「肝」のバランスが乱れる季節であると言っています。
「肝」と現代医学で扱う「肝臓」とは、似て非なるもので、これは、東洋医学独特の考え方なんです。
「肝」は「氣」の巡りを調整し、「血」を貯めておく「袋」であると考えられているのです。
「氣」とは、目に見えないエネルギーの様なものですが、様々なものに動きを与えます。電気がないと家電が動かない現象と似ています。
家電は見えますが、電気は見えないですよね。
この「氣」の循環をコントロールしているのが、「肝」なのですが、この肝がコントロール不全を起こしやすいのが春なんです。
元気、やる気、根気・・・色々な言葉にこの「氣」が使われていますよね。
この氣というエネルギーが大量に巡りすぎたり、少なすぎたり、どこかでつっかえてしまうのが、春の症状です。
これは、すなわち精神的に不安定になりやすい状況であることを意味しています。
また、「血」を貯める袋という部分から、経血などで、元々血に不足が起こっている女性の場合は、この袋に充分な血がストックされないということになってします。
肝は「血」が充分に蓄えられている状態で、イキイキと働きますから、血に不足が起こっていると肝の機能もギクシャクしてしまいます。
それにより、生理の異常やホルモンバランス異常・・・それにまつわる不定愁訴が増えてきます。
まぁ~ざっくり言えば婦人科系疾患ですね。
生理不順や不妊、更年期障害、自律神経失調症・・・病名でいうと書ききれませんが、これも「肝」のバランス異常がもたらす疾患でしょう。
んじゃ~、春はどうすればいいの?って話なんですけど、春にでてくる葉物を摂るのがいいですね。
「うちの商品なら大麦若葉生絞り青汁」
青いものはクロロフィルと呼ばれる葉緑素を含んでいるのは、小学校の理科で習ったと思いますが、このクロロフィルは、ポルフィリン骨格というものにマグネシウムがくっついて出来ています。
このマグネシウムの替わりに鉄がくっついたら、何ができるかご存知ですか?
そうそう!!ヘモグロビンなんですよ。
このヘモグロビンってのが、赤血球の材料になっています。
ってことは、緑の色素成分は、我々の身体に入ると血液に作り変えられるという事なんですよね。
春に出てくる青い葉は、肝の氣の巡りをよくして、増血してくれます。
しかも天然!!!
病院の鉄剤のように胃腸障害を起こす心配もなく、むしろ胃炎などの胃腸の炎症や傷の損傷を早めてくれますね。
【今日の一言】
冬にためこんだあれこれは、春にデトックス!!心も身体も元気でゆったり!!