【原因不明の奇病・・・３０代 男性 佐藤さん（仮）】
もう３ヶ月ほど、前のある土曜の閉店前
がっちりとした体格のよく日に焼けたイケメン男性がお店にやってきました。
佐藤さん：「あの～、いきつけの美容室で、一度ここに行って先生に診てもらいな・・と言われて来てみました」
私：「あっ！！あの参野町の？」
佐藤さん：「あっ、そうです。そうです。そこの旦那さんに聞いてきたんですけど」
最近、本当にご紹介が多くて、うれしい限りです。いつも当店をご紹介してくださっているあなた！！
本当にありがとうございます。うちのお店は宣伝は、ほぼ、ゼロ！ゆえに宣伝経費はほぼゼロ！！そのかわりにこのメルマガをご愛読いただいている方に高価なサンプルを差し上げたり・・と来てくださっている方にあれこれとお渡しできるのです。
それができるのは、一重に「ご紹介」で当店が成り立っているからです。感謝 感謝です。m(_ _)m
さて、佐藤さんの症状をざっとご説明するとこんな感じ。
○食べ物がのどをうまく通っていかない
○天井を向いた状態（上を向く）でしか食べ物、飲み物が飲み込めない
○頭部のＭＲＩ検査をいくどがやっているが、原因となるような病変部はみつからない
○頭・首・肩の痛みでずっと悩まされている・・・どんどん痛みが強くなっている感じがする
○飲み込みがうまくいかないので、自ずと食事量が減り、このところ体重がどんどん減っている
○しゃべっていて声がかすれてうまくしゃべれなくなるときがある
とまぁ～こんな感じです。
これだけ聞いてまず一番に頭に浮かぶのは脳血管障害・・・しかしなんどもＭＲＩで検査して異常のない事を確認しているので、自ずとその線は消えていきます。
また、声帯と嚥下に関係する部分は反回神経といって、共通の神経から来ているので、脳に異常がないとなるとこの神経に異常がある可能性が高い
まぁ～、この辺りまで頭に浮かんで、
私：「んじゃ、ロシアの健康占い師」に聞いてみましょうか？」
佐藤さん：「・・・・・」
私：「あっごめんなさい。うちでは、この機械の事、そう呼んでいるんですよ。まぁ～気にしないでね。楽な気持ちでここに数分座っているだけですから」
ということで、測定してみる。
教員の資格を持っていて、非常勤講師として、高校生に体育を教えているだけあって、ほとんど異常がでてこなかったのだが、一点だけひっかかる箇所が・・
「ヘルペスウィルス」が出てくるんですよ。
その話を佐藤さんにしてみると
佐藤さん：「はい、担当医もそうかもしれないと言って抗ウイルス剤（帯状疱疹の時とかに使う薬）を処方されて飲んでみたんですけど、あまり症状が変わらなくて・・」
私：「そうですかぁ～。残念ながらこの機械で出てくるのは、これが限界みたいで・・私もそれが原因じゃないかと思うんですけどね。」
「あっ！！そうだ！！先日乳房に違和感がある女性を測定したら佐藤さんと同じようにヘルペスが出ていて、その場でカ〇ラ〇ザ〇というやつをコップに一杯飲んで帰ってもらったら、次の日には嘘みたいに治っちゃった人が居るんですよ。時間があれば、一杯ご馳走しますから飲んでいきますか？」
佐藤さん：「はぁ～・・・でも、僕これから静岡に帰らないといけないんです。もし、その一杯が感触が良かったにしても、今後このお店にうかがうことないんですけど、それでも構いませんか？」
私：「いいよ。いいよ。これも何かの縁だから。気にせずにグビッと飲んで帰ってよ」
ってなわけで、彼は気持ちのいい飲みっぷりでコップ一杯のカ〇ラ〇ザ〇の原液を飲み干し、夜の闇に消えていきました
う～ん・・・結末まで書きたいけど、前振りだけでこの長さ・・・次回に続く
【今日の一言】
うちのお店・・・ちょっと冷静に考えてみると、ほんとすごいことやってるんだよね。あんまり自覚ないし、好きでやっているから、全然苦痛じゃないんだけど。(^o^)
