前回のメルマガで紹介した「女子高生の不定愁訴」いかがでしたか?
チョコをチョコチョコ食べてしまう、この女子高生!
彼女は「低血糖症」という状態に蝕まれてしまっているんです。
実はこの「低血糖」という状態をつくる原因が精製された糖分の摂取によって起こるのです。
甘いお菓子やジュースなどには、精製白糖が大量に含まれています。
ちなみに、甘みの少ないと感じるポカリスゥエット1.5リットルに3gのスティックシュガーがなんと31本も入っています。驚愕の93gです。
ペプシコーラは1.5リットルで180gです。
その他どんなものに、どのぐらい精製白糖が入っているか記載しておきます。
○飴5個・・12g
○ガム5枚・・12g
○ホットケーキ中・・27g
○プリン・・15g
○バニラアイス・・27g
○ショートケーキ・・30g
○菓子パン・・12g
○板チョコ1枚・・27g
○大福・・12g
○練りようかん1切れ・・30g
はっきり言って恐いです。
上記のようなものを習慣的に飲食していると間違いなく「低血糖症」にまっしぐらです。
また、糖を下げるためのインシュリンが膵臓から分泌できるうちはいいですが、これが、膵臓が疲弊してインシュリンが出せなくなってくると「糖尿病」になってしまうんですねぇ~・・・・。
TV番組などでは毎日若い女の子達が「おいしぃ~」とスィーツを頬張っている映像が日々報道されていますが、私はどうかと思います。
さてさて、あまり耳慣れない「低血糖症」ですが、具体的な症状としては上記のイラストを参照してください。
まず、軽い低血糖状態では
○ぼーっとする(集中できなくなる)
○頭が痛くなってくる
○脱力感がでる(だるい・疲れる)
○あくびがでる
この時点で身体は甘みを求めるのです。
これがさらに進むと動悸・冷や汗・振るえ・痙攣・意識喪失・・・と進んでしまうわけです。
夏場はスポーツドリンクなどを飲む機会も多いかとは思いますが、ミネラル成分よりも白糖に気をつけないといけません。
やっぱり夏は麦茶ですね。