【 夏バテ 】

いやいや・・なだそんな季節じゃないでしょ

先生まだ4月だよ!!

って声が聞こえてきそうです

しかし・・毎年5月の初旬位から手足が重~くなったり、身体がぐったりしたり、手足がほてったり・・

と夏バテの症状が始まってしまう人がいます

 

こういうタイプの人は「脾虚」タイプと呼びますが

生来 胃などの消化器の弱いタイプなんですよ

このタイプの人は胃腸が弱く少食、疲れやすい、立ちくらみ、朝がとても苦手、手足がだるい、風邪をひきやすい、下痢しやすい、疲れると痔がでやすい、ちょっと動いても汗がでる、息切れしやすい

等の特徴を持っていますが

どうしてこういう事が起こるのか・・と言いますと

「氣」を作り出す力が弱いからなのです

「氣」というのは中医学特有の考え方で目には見えないエネルギーの事を言いますが

この「氣」がないと、我々は活動できないと考えられています

どんなに優秀な電化製品も「電氣」がないと動かないのと一緒ですよね

このタイプの人が無理をすると

胃、腎臓、子宮、腸などの臓器が、下垂しやすい傾向にあり、体の筋力も弱く大変に疲れやすいのが特徴です。

諸々が下に落っこちてしまう理由は「氣」が関連しているからですね。

上に引っ張り上げる作用の事を升提作用(しょうていさよう)と呼びます

内臓が下垂していると、消化、吸収、排泄などの機能も低下しやすく、疲れやすく免疫力の弱い体になります。

下垂した内臓同士が圧迫されて血行も悪くなるのですね

5月くらいの暑さでバテテしまって身体の様子がおかしいという方は

薬用人参や状態にあった漢方などで

「 補 氣 」をしましょうね。

いや~・・・飲んでいるんだけど~って人は

馬心筋エキスやプラセンタ 牡蠣エキスなどの滋養剤などを併用すると尚良いでしょう

いいものいっぱいありますから、ご相談くださいね

【今日の一言】

氣って大切なんですよ~目に見えないけど・・・