【 種子法廃止が日本に何をもたらすのか 】

ちょっと真面目な内容です

一般人の我々が、一日のうち・・いや一年のうち

どれだけの時間 「種」について考えるだろうか?

えっ?「種」・・

柿の種なら昨日の夜おつまみで食べたけど・・・

まぁ~そんなところだろう

今日本に大変な事が起こっているんです

それは、「種子法の廃止」なんですよ

ん?そもそも種子法って何って話なんですけど

種子法とは

米、麦、大豆といった「基礎食料」について、その良質な種子の安定的な生産と普及を「国が果たすべき役割」と義務づけた。

という法律なのだそうです

これにより、良質な種子が守られ、国の予算を使って優良品種が維持されてきたわけです

日本が世界にほこる美味しいお米を食べられるのもこの種子法によって国内の基礎食品が守られていたからなんですよね

しかし・・

TPP協定と日米2国間合意に伴い設置された「規制改革推進会議」の農業ワーキンググループが昨年10月に種子法廃止を提案してから、事態は急展開を迎えていたのです・・。

(実は、新聞を読まない私は、まさかいくらしょーもない阿〇政権であっても、この要求はのまないだろうと高をくくっていたので、ついこの間までこの事実を知りませんでした)

まぁ~要件だけをさらっと説明すると規制改革推進会議という機関が

「おい!日本!つべこべ言ってないでこの遺伝子組み換えの豆を日本で栽培しろよ」

って言われれば

「へい!わかりやしたアメリカ兄貴!!」

って感じで問答無用に受け入れないといけないという、ちょっと信じられないような事態を迎えてしまているという事なのですよ

 

遺伝子組み換え作物の事をGM作物と呼びますが

これが、とにかく恐ろしい・・

開発元のアメリカのモンサントという会社はネズミに3ヶ月食べさせて病気しないから安全だよ!!って世界にこれを広めようとしているのだけど

安全性に疑問視するユーロ圏(ヨーロッパ)は全面受け入れ禁止という強い姿勢を崩さないのです

それは、何故か・・・

秘密裏にフランスで行われた実験では

10ヶ月遺伝子組み換え作物を食べさせたネズミが100%発癌したわけなんですよね

そりゃ~そうです

自然界にない蛋白組成・・異性蛋白がどんどん身体に入り続ければ、それは身体にとっては、毒なので全体を守るために身体の一部にじわじわと蓄積されていき、遺伝構造を破壊していくわけですよね

それによって、修復不能になった細胞は暴徒化し、癌へと形を変えていくわけですよ

遺伝子組み換え作物だけが危険なのではありません

遺伝子組み換え作物を原料として作っている異性化糖・・みなさんが良く飲んでいる清涼飲料水にドバドバはいっていますねぇ~

加工食品に原料として使われえている場合は記載義務がないので、そこを食品メーカーはうまくかいくぐって安い遺伝子組み換え作物を使って加工食品を作るわけです

いかに原価を安くして、利幅を稼ぐか・・しか考えていませんから

国民の健康なんて二の次さんの次ですよね

そして、食肉も危険になりますね

なるべく安い飼料を与えて生産効率を上げたい生産者の皆さんが飛びつくのが遺伝子組み換え作物を原料にした飼料でしょう

もはや何が何だかわからない形になって、毎日私たちの食卓にそんなものが並ぶのです・・・いやすでに並びつつあります

そして・・そして・・最大の危険要素がですね

こういった遺伝子組み換え作物をどっかの、な~んも知らない農家さんが栽培を始めたとします

すると在来種と交配してしまって

次の代でできるF1種は遺伝子組み換え作物に変化してしまうのです

まさにリアルゾンビ植物となって ネズミ算式に自然交配種が根絶されて、この世はゾンビ食品に占領されてしまうのです

冒頭のタイトル【 種子法廃止が日本に何をもたらすのか 】

ですが

ひとことで言って食の安全の破滅をもたらすでしょう

そして、離乳食からこういったものを食べさせ続けられた赤ちゃんはきっと20代~30代くらいで発癌していくのでしょう

政府にはあまり期待できません・・ってか元々期待していない(^^;

なので、自分の身は自分で守る!そんな人がうちのお客様の中から一人でも二人でも増えてもらったらいいなぁ~と今回はこんなハードな内容になってしまいました。

まじめにまともに誠意をもってやっている農家さんがいてこそ、私たちの食の安全は担保されるわけです。

だから、食べるものをしっかりと考えて選びたいですよね

【今日の一言】

もはや対岸の火事ではありません