【 生きる喜びは・・・ 】

はい。

はっきり言って世捨て人のような生活をしているまるはち先生のメルマガです。

今世の中で起こっていること全然知りません・・・ってか興味ありません

芸能人の誰と誰が結婚しただの 離婚しただの 不倫しただの

ど~~~~~~~~~~~~~~でもいいです!!

先日家族が見ていたバラエティ番組を横で他の事をしながら聞くともなく聞いていたら

歌手の中島美嘉がバレーボールの清水?という選手と結婚したのだとか・・・

その事をうちのスタッフさんに言ったら

「先生~!!それってもう2,3年前の話ですよぉ~」

ですって

まぁ~そういう生活してます

そのかわりに、映画はよく観ます

先日とある講義を受けたときに紹介された「Perfume」(パヒューム)って映画観ました。

かなりグロイので怖い系の映画が苦手な方には無理な作品ですが、これが僕には驚異的に面白かったです

これはイタリアやローマの悲劇の考え方に通じるものがあるんです

悲劇というのは、文字通りの「悲劇」ですよね。

これを春の訪れの前にぶっ通しで役者さんたち演じますそれを一般の人達が観にいくんですよ

古い時代・・この悲劇を観るというのは政府の方針だったようで、好き嫌いを問わず一般民衆は会場に足を運ばされたんだそうです

では何故演劇を一般大衆が強制的に観させられたのか・・・舞台上の主人公はこの悲劇の中では必ず死んでしまうのですね

何故主人公を殺してしまうのか・・・そう!!それを観た観客たちは自分の「生」を意識するのです

そして、生きていることの素晴らしさを意識するようになります

古い時代、農耕から食べ物を得ていた人々は春になるときつい労働を強いられます

しかし、春の訪れの前に悲劇を沢山みることで、辛くても今生きていることの喜びを感じながら生活するのです

よくイタリア人は情熱的と言います

スペイン人もフラメンコなど情熱ですね

迫害を受けて明日死ぬかもしれない・・・そういう意識は人を情熱的に、躍動的にさせるのですね

・・・ってな話を理解したうえでこのPerfumeを観ると奇人であり変質的な主人公の行動が理解できるかもしれません

ちなみにうちのスタッフさんにこの映画の事を話したら

矢野さんは心臓がバクバクしてきました・・たぶん私は一生その映画みないと思いますという反応

青島さんは生涯で一番面白いとおもった映画がグーニーズという事だったので

んじゃ~観ない方がいいね・・・という結論に達しました

バキュン、ドキュンやらカーチェイスやらのな~んも考えないで観ることのできる映画も好きですけど

心に残る一本でした

【今日の一言】

出だしからいきなりグロイので、ほんと、そういうのが苦手な人はやめといてね(^^;